News & Diary

4年音楽…パートの役割を生かして『ラ クンパルシータ』

4年生は音楽で、パートの役割を感じながら表現する合奏曲『ラ クンパルシータ』に取り組んでいます。

この曲は、タンゴの中でも最も広く知られている曲で、聴いたことのある人もたくさんいるのではないでしょうか。

4年生は、このタンゴの名曲を「リコーダー」「アコーディオン」「木琴」「ピアノ」「バスキー」「小太鼓」「シンバル」のパートに分かれて練習し、音を合わせて演奏する楽しさを味わっています。

昨日はまず、音楽室・準備室・家庭科室に分かれてのパート練習。それぞれのパートで声をかけ合い、真剣に自主練習に取り組んでいました。

後半は全員が音楽室に集まり、全てのパートの音を合わせました。合奏は、この瞬間こそが醍醐味ですね!自分の楽器以外の旋律と音色が合わさることで、よりかっこよく、ダイナミックになった『ラ クンパルシータ』を学級のみんなで味わいました。

その後、動画で自分たちの演奏を振り返ったり、それぞれのパートがどんな音色でどのような旋律を奏でているのかを聴き合ったりしながら、パートの役割を確認していました。合奏には、ただ自分の楽器を自由に演奏するだけでなく、お互いの音色を聴き合って曲の特徴を捉えた表現を工夫するという楽しさがあります。

タンゴの音楽や合奏に親しんでいる4年生の姿がとても印象的な音楽の授業でした。

 

 

3年社会…『変わる道具とくらし』

3年生は社会科の単元『変わる道具とくらし』で、生活の中で使われる道具の変化について理解するとともに、使われる道具の変化や、人々の生活との関連を考えるという学習に取り組んでいます。

今日の4時間目は、「昔と今の道具を比べてみよう」という学習課題に迫るため、『洗濯機』『炊飯器』『電話』といった道具に着目していました。特に『電話』については、先生が持ってきた昔のダイヤル式の黒電話に興味津々で、大きな受話器を耳に当てたり、初めて触るダイヤルを恐る恐る回したりして、体感していました。

その後、今とは全く見た目と使い方も違う『洗濯機』や『電話』を画像で見たり、教科書の写真で確認したりした上で、今の道具になって、どんなところが良くなったり、便利になったりしたかをカードを用いて考察していました。

『洗濯機』を選んだ児童のカードには、「昔のせんたくきは、回してたいへんだけど、今は自どうでやってくれるからべんり。」と書いていました。『洗濯機』一つとっても、どれだけ道具が便利になったのかを実感することができた子どもたちでした。

この後、昔と今の道具の違いをもとに学習問題をつくり、道具が変わることで人々の暮らしはどのように変わってきたのかを考えていく3年生。道具の変化から、人々の生活との関連を考える力を高めていきます。

1年図工…『カラフルいろみずを つくろう!』

1年生は図工の造形遊び『カラフルいろみず』に取り組んでいました。

この題材のねらいは、色水をつくったり並べたりするときの感覚を通して、いろいろな色や形などに気づいたり、造形的な面白さや楽しさから自分の見方や感じ方を広げたりすることです。

1年生のみんな、まずはペットボトルに水を汲んできて、大事そうに教室まで持ってきました。キャップの内側に豆粒ぐらいの絵の具をつけてもう一度しっかりふたをして…

上下左右に思いっきり振ると、透明だったペットボトルの水が、赤・青・黄色に大変身!「うわぁ、色が変わったー!」「きれ~い!」「服の色と一緒になった!」と、大興奮、大喜びのみんな、とてもかわいかったです。また、「赤なのに絵の具が少なかったから、ピンクみたいになったよ!」「同じ青だけど、色が違うね」などと、友達の色水と比べての発見もあって、とても面白がっていました。

楽しくいろいろな色水をつくることから思いついたことを試す活動に取り組むことで、つくり出す喜びを存分に味わっていた1年生でした。

4年体育・・・『ネット型ゲーム』に挑戦!

4年生は体育で、『ネット型ゲーム』に取り組んでいます。バレーボールにつながる、導入のゲーム学習となります。

ソフトバレーボールを用いて、片手や両手ではじいて自陣の見方にパスしたり、相手のコートに返したりしてラリーを続けることが、4年生の『ネット型ゲーム』のねらいです。

今日は3つのコートにグループごとに分かれて、先生が投げるボールを1人がレシーブし、別のメンバーがキャッチ。そのボールをトスとして投げて、また別のメンバーがスパイクを打って相手コートに返すという練習を重ねていました。

『ネット型ゲーム』は、床にボールを落とさないようにする難しい運動です。最初はどのチームも、レシーブして上がったボールを落とさないようにキャッチするのが難しそうでしたが、何度か繰り返すうちに、上手にキャッチする場面が増えていきました。また、メンバー同士声をかけ合う姿も見られ、チームワークも高まっていきました。最後に、スパイクまで決まって相手コートにボールを返せたときは、笑顔で喜び合う姿がステキでした。

難しい『ネット型ゲーム』ですが、果敢に挑み、練習を重ね、技能もチームワークも高めている4年生です。

初めての試み・・・冬季避難訓練

昨日の2時間目、新冠小学校で初めて冬季の避難訓練を実施しました。

これは、昨年1月1日の能登半島沖地震を教訓に、冬季の地震時、自分たちの生命と身体の安全を守るために必要な知識や態度の育成を図ることと、冬季だからこその避難の仕方や避難経路などを確認することを目的として行いました。

例年取り組んでいる暖かい季節の訓練では、まずは着の身着のままで素早く避難することを第一に行動しますが、厳冬期における避難では、さらに避難した先での低体温症などの心配も出てくるので、防寒着(上着・帽子・手袋)を着用してから避難することの大切さを事前に子どもたちに伝えました。

1~6年生までの全員が防寒着を身に着け、靴も冬靴に履き替えて、どのぐらいの時間がかかるのかを知ることも、今回の避難訓練の目的でした。

訓練の結果・・・避難開始からグラウンドへの一次避難、そして津波を想定した2階への二次避難を含めて、かかった時間は11分余り。専門家による調査の結果、新冠町の地形で大地震が発生した場合に予想される津波の到達時間は20分と言われています。初めての訓練でしたが、各学級での事前学習を活かし、子どもたちが集中して訓練に取り組んだ成果が結果に結びついた所要時間と言えます。

子どもたちはもちろん、教職員でも今回の冬季避難訓練をしっかり振り返り、実際に冬季に災害が起こった場合の避難の在り方を検証し、生命を守るための準備と心構えを全教職員で再確認しています。

子どもたちの真剣な姿がたくさん見られた、貴重な冬季避難訓練となりました。

 

1月22日の給食

今日の給食は、きのこご飯、にんじんとほうれん草のみそ汁、ホロシリ牛乳です。今日は3年生のクラスの給食時間の様子です。給食当番がしっかりと分担して、スムーズに配膳を行っていました。いただきますの前に読む給食メモでは、今日のきのこご飯に関する3択のクイズでした。しめじ、まいたけ、干し椎茸の3種類のきのこが使われていることを紹介しました。

6年理科・・・水溶液の性質とはたらき

三学期、6年生は理科で小学校最後の実験を通して考察する単元『水溶液の性質とはたらき』の学習に取り組んでいます。

この単元では、水に溶けている物に着目して、それらによる水溶液の性質やはたらきの違いを多面的に調べる活動を通して、実験の技能を身につけなから問題を解決していきます。

単元のスタートは、5種類の水溶液の違いを調べる活動から・・・。食塩水・石灰水・アンモニア水・塩酸・炭酸水にはどんな違いがあるか予想し、違いを調べていきました。

まずは水溶液の様子をよく見るところから。そして、手であおぐという方法でにおいを確かめたり、蒸発させて残る物があるかを観察したりして、違いをまとめているところでした。

この実験を通して、水溶液には固体ではなく気体が溶けている物もあるということが理解できました。

今後は、リトマス紙を用いて仲間分けをしたり、金属を変化させる水溶液について調べたりという学習に取り組んでいきます。これぞ化学という実験が続きます。これまでの理科の学習で培ってきた知識や技能、思考する力を存分に発揮し、水溶液の性質とはたらきについて大いに学んでいってもらいたいです。そして実験では、安全第一を心がけます!!

一年の始まり・・・書き初め!

誰もいないのかな?・・・と思うくらいシーンとした図書室で、5年生が書き初めに取り組んでいました。

文字がきれいに書けるようにと集中して取り組んでいたので、いい緊張感が漂う中、5年生のみんなが半紙に向かっていました。

5年生が挑戦していた書き初めは、「世界の国」「初日の出」。とめやはね、はらいに気をつけながら、一画一画丁寧に筆でしたためている姿が印象的でした。

書き初めとは、平安時代から伝わると言われている、新年になって初めて毛筆で書く日本の年中行事です。静かで集中できる環境を整え、お手本をよく見て丁寧に書くことが大切です。

書き初めの由来をしっかりと理解し、書き初めに没頭する5年生・・・とても頼もしく感じました。

へび年になった三学期がスタートしました!

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

2025年1月15日 新冠小学校の三学期が始まりました!

冬休みの思い出をいっぱい胸に詰め込んだ全校の子どもたちが体育館に集まり三学期の始業式を行った後に、「農水新冠賞」と「森みつ少年少女文芸賞」の表彰式が行われました。ご来校いただいた2名の教育委員の方々から賞状が手渡されました。

受賞したみなさん、おめでとうございます。これからも一人一人の個性や感性を存分に発揮し、さまざまな作品を創り上げていく姿を楽しみにしています!

 

2時間目からは、各教室で三学期初日の学習に取り組んでいました。低学年は、冬休みの日記を発表し合って思い出を交流していました。スキーをしたり、映画を観たり、温泉に入ったり・・・。冬休みならではの思い出を誇らしげに発表している姿が素敵でした。

高学年は、早速休み明けの漢字のテストに取り組んだり、外国語でペアになって町にある物を英語で紹介し合ったりと、初日から集中して各教科の学習に取り組む姿が見られました。

また、仲間と一緒にゲームを楽しんだり、図書室で冬休みに借りていた本を返したりする姿も見かけました。

進級・進学につながる大切な三学期。三学期は一年で一番短く、あっという間に過ぎてしまいますが、だからこそ一日一日の子どもたちの活躍や成長をしっかりと見守り、支え励ましていきます。

保護者の皆様、地域の皆様、2025年も新冠小学校、そして子どもたちへの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

1月15日の給食

1月15日の給食献立は、ご飯、大根のそぼろ煮、雑煮、牛乳です。雑煮は北海道ではよく食べられている鶏肉と野菜が入った醤油味の汁物として提供しました。鶏肉でだしをとることが多いですが、給食ではかつおと昆布でだしをとっています。

紅白の丸餅と鶏肉、大根や長ネギなどの野菜が入っています。青森、岩手、秋田などとも共通した雑煮です。家庭では、四角いお餅を焼いて、お椀に入れて正月の元旦に食べることが多いです。給食では、煮込んでも溶けにくいお餅を入れています。今日から3学期の給食が始まります。みなさんしっかり食べていました。