3年生は社会科で「地域の安全を守る」という単元の学習に取り組んでいます。昨日は、私たちのまち新冠町を火事から守ってくれている消防署に見学に出かけました。これまでの学習で避難訓練等の体験を振り返りながら、実際に学校が火事になったときのことを想像したり、消火活動について予想したりして、調べたいことをもとに学習の見通しを立ててきました。
昨日は、これまでの学習を活かし、知りたいこと、調べたいことを確かめるために消防署職員の方々の全面的なご協力のもと、消防署見学をさせていただきました。
消防署に到着すると3つのグループに分かれて見学スタート!消防車や救急車を間近で見せてもらったり、積んでいる道具について説明してもらったり・・・救急車は中にも乗らせてもらって、町の人たちの命を守るためにたくさんの器具や装置が積まれていることを知りました。
また、施設の中も案内していただき、普段はなかなか見ることのできない仮眠室や、職員の方々が自分たちで作って食事をされる食堂なども見せていただきました。すぐに出動できるようにドアが開けやすくなっている工夫も説明してくださいました。
さらに、事務所にも入らせてもらい、なんと!実際に「119番通報」を体験!事務所の電話を使って代表の児童が電話をかけ、通信指令室にいる職員の方が応答し、通報のやり取りを再現してくださいました。通報するときは、しっかりはっきり詳細に情報を伝えることの大切さを学びました。
最後には、幸運なことにたまたま訓練で札幌から40分で飛来してきた救助用ヘリコプター『はまなす2号』まで見せていただき、操縦士や整備士、救命救急士の方々のお話を伺うこともできました。そしてまた再び飛び立つ『はまなす2号』を見送り、消防署見学を終えました。消防署の皆様のご厚意とご協力のおかげで、とても貴重なかけがえにない見学学習を行うことができた3年生。これからの学びにしっかりつなげていきます。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!